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パンタとケンタについて
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パンタとケンタについて
「もっと親子で楽しめるストーリーが欲しい・・・」
きっかけは息子と電車の絵本を読んでいるとき。
「なんで日本の電車のキャラクターじゃないんだろう・・」
「自分が毎日乗ってる電車が舞台ならもっといろいろ息子とシェアできるのに・・・」
例えば、天気のいい日はホームから富士山が見えるとか、橋を渡るときに見える夕日がキレイだとか、 通勤快速ができてとても早く目的の駅まで行けるようになったとか、 新しく導入された車両がカッコイイとか・・・
もっと感情移入して子供と一緒に楽しめる絵本になるのでは?
同じように考えているお父さんお母さんが全国にいるのでは?
参考までに社内の岐阜出身のスタッフに、「何ていう電車使ってた?」と聞いてみると、
「養老線です。」 よくよく聞くと、三重県の桑名駅と岐阜県の揖斐駅を結ぶローカル線で、途中駅には路線の名前の由来となる 養老の滝があり、スイッチバック、ラビットカーなど、興味をそそる単語がいろいろ出てくる。 また、夏になると開け放した窓から虫がたくさん入ってきて困った、とのエピソード。 おおー面白い!ああ、これはもう路線の数だけストーリーがあるんだなあ、と実感しました。 ローカル線が主役の絵本なんて見たことない。地元の人にとってはとても感情移入できるのではないか? また、その地域以外の人にとっても興味深く面白いのではないか?
その反面ニュースでは、廃線、不採算路線、という単語をよく耳にします。 じゃあ、1話1路線のストーリーにしたら、そんな路線の認知度にも貢献できるんじゃないか? この絵本を見た親子が乗りに来てくれるんじゃないか?と妄想がだんだんとふくらんでいきました。
妄想から生まれたパンタとケンタを、親子で楽しんでいただけたら幸いです。
2018年5月吉日 えなみまさと